2019年8月9日更新
2018年9月に北海道胆振東部地震が起き、北海道全域で停電した。
このときの患者(母)の様子について、印象深かったので記憶している。
2018年は、コウノメソッド開始後5年目にあたる。
ただ、2018年頃から患者(母)が勝手にフェルガードを止めてしまった。
一方で、ウインタミンは継続して服用していた。
「薬は重視、サプリメントは軽視」されてしまった。
ただ、もう患者(母)は情緒穏やかだったので、家族は気にしていなかった。
さて、ブラックアウトしたときの患者(母)の様子だが、
何か停電対策をできるほどではなかったが、穏やかだった。
(1)懐中電灯を探すことはできても、乾電池を変えることはできない。
(2)基本的に、家族任せで、自分で何かすることはない。
(3)ただ、心配してないので、騒がない。
これと対照的だったのが、
コウノメソッド後1ヶ月頃、家族が胃腸炎になったときの患者(母)の様子。
とにかく、怒って、騒いで、自分では何もしなかった。
(1)「何々しなかったから悪い」「これから何々しなければいけない」と怒る。
(2)ただし、自分では何もしない。救急病院を探すことをしない。
いま振り返ると、当時、患者(母)が怒ってた一因に「不安と恐怖」があったと思う。
その頃から、患者(母)は、家族には隠していたが、自分では色々できなくなっていた。
できないことへ「不安と恐怖」を感じ、かつ、「家族に隠して」いるので、
「自分でせずに、家族に偉そうに指示」になったと思う。
現在は「できないことを患者(母)自身で認めている」「家族も知っている」ので、
穏やかに過ごせている。
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(第19話/全22話)結婚そして介護