コウノメソッドの体験談を効率良く参照されたい方は、「目次(時系列に読む)」で「全22話」を順に読むことをお勧めします。「余談」は飛ばして結構です。

2019年6月28日

(第11話/全22話)コウノメソッド3ケ月後の状況

2019年8月9日更新

コウノメソッド3ケ月後の状況について、
認知症を学ぶ会」(http://www.ninchi119.comへ)の掲示板に
私が投稿した記事が残っていた。

記事の件名: Re: ①ピック病の判断②投薬内容をご教授下さい。
Posted: 2013年5月18日(土) 06:49
※  原則抜粋し、意味が通じにくい箇所を修正している。

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経過報告します。

(2013年)2月19日から
フェルガード100M朝夕目安ウィンタミン12.5mg朝夕を投与しました。
(当初の1ヶ月はフェルガード100Mハーフで、翌月からフェルガード100Mにした)

5月上旬に、患者(母)と1週間ほど同居して過ごしました。
治療開始から概ね3ヶ月の状態です。

ほとんど普通の人でした。
くどい独り言が、皆無でした。言葉(喚語)がスムーズで会話に困りませんでした。
「今やらなくていいことを、今やりたがる」が無くなりました
・「目に入ったものを買ってくる勢い」のような病的な買物が無くなりました
易怒や怒りだしそうな雰囲気(一緒にいると怖い)が無くなり、穏やかでした。
・夜は11時には寝て、6時ころ起きてました
・以前(1月頃)は、「一緒にいると頭がおかしくなりそう」と思いましたが、
 今回は大丈夫でした。
・また、「薬剤蓄積で陰の状態にかたよっている」とは思えず、
 今のところは大丈夫のようです。

私と、私の姉(患者の娘)の体感では「治って、普通になった」です。
配偶者である父は、過去の2年の経過があるので、すぐには安心できないようですが、
それでも、元気になり、表情も明るくなりました
(以前は、無表情で、枯れ木のように痩せてました)。

患者(母)の症状が良くなったのに加え、家族が母の病気を理解して扱いが上手くなり、
総体として、治ったように感じます

取り急ぎ、ご報告まで。

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当時、家族では、あまりに良い方向に変化したので、喜ぶというより、驚きだった。
父(患者の配偶者)曰く「こんなに変わるんだ」とのこと

良い方向に向かった反面、「今までのは何だったんだ」という虚無感に襲われた。
また「今まで性格と思っていたのは病気だったのかも」という
考えても仕方ないことを考えて悩んだ。

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(第12話/全22話)コウノメソッド4ヶ月後の状況


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