コウノメソッドの体験談を効率良く参照されたい方は、「目次(時系列に読む)」で「全22話」を順に読むことをお勧めします。「余談」は飛ばして結構です。

2019年6月27日

(第10話/全22話)コウノメソッド1ケ月後の状況

2019年8月8日更新

コウノメソッド1ケ月後の状況について、
認知症を学ぶ会」(http://www.ninchi119.comへ)の掲示板に
私が投稿した記事が残っていた。

記事の件名: Re: ①ピック病の判断②投薬内容をご教授下さい。
Posted: 2013年4月09日(火) 12:20
※  原則抜粋し、意味が通じにくい箇所を修正している。

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経過報告します。

(2013年)2月19日から
フェルガート100Mハーフ朝夕目安ウィンタミン12.5mg朝夕を始めました。
3月14日頃に、患者(母)に会いました。投薬後、約1ヶ月の状況です。

1.顔つきが穏やか。部屋が片付いている(母が片付け始めた)。
  数日前より、突如、写経を始めた。静かに筆を取っている。
  以前の、「近寄り難いオーラ」がなくなり、普通に話せる
  言葉がスムーズになってきている。

2.夜は寝ている。

3.突然、怒ることは1ヶ月に1回程度。以前に比べると減っている。

4.以前と比べると、格段に良くなっているが、
  ピック病は配偶者に易怒を現すことから、
        配偶者である父は、まだ安心できていない。
  これは、過去1~2年の経過があり、嫌な記憶が残っており、その影響と思われる。

コウノメソッドはピック病に対し、85%の治癒が期待できるとのことでしたが、
その85%の中に入れたようです。安心しました。

まだ1ヶ月目なので、まだ改善の余地があるかと期待しています。
取り急ぎ、ご報告まで。

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コウノメソッドの書籍(書籍紹介へ)によると、
「コウノメッドはピック病全体の85%に対して効果が見込める」
とのことだったので、
当時、家族では、その中に入れるか(効果があるか)、心配だった。
1ヶ月経って、良い方に変化があったので、心底ホッとしたのを覚えている。

ピック病の患者を家族に持つ方には理解頂けると思うが、
部屋を片付ける」「近寄り難さがなくなる」というのは、本当に驚きだった。

ただ、「まだ1ヶ月なので、あまり喜びすぎないように」心掛けた記憶がある。

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(第11話/全22話)コウノメソッド3ケ月後の状況


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