コウノメソッドの体験談を効率良く参照されたい方は、「目次(時系列に読む)」で「全22話」を順に読むことをお勧めします。「余談」は飛ばして結構です。

2019年7月16日

(第15話/全22話)患者(母)のCT画像をコウノメソッド実践医にみていただいた

2019年8月9日更新

前述のとおり、2013年2月から、
前頭側頭型認知症(ピック病)と診断された患者(母)に、コウノメソッドを行なった。
その結果、概ね3ヶ月で、患者(母)の行動は穏やかになり、
家族と問題なく生活できるようになった。

経過は上々だったが、1つ気がかりがあった。
それは、2013年2月当時、北海道にコウノメソッド実践医が少なく、受診が困難で、
患者(母)をコウノメソッド実践医にみせられなかったこと。
書籍とネット掲示板で判断し、コウノメソッドを行なった

2013年の秋頃、札幌にコウノメソッド実践医ができた。
そこで、患者(母)について、判断していただいた。

患者(母)は不在のもと(遠方なので受診困難)、
2013年2月時点の、CT画像、血液検査結果、生活歴等を持ち込み、
1、前頭側頭型認知症(ピック病)で、判断は間違ってないか。
2、コウノメソッドの対応で、間違いないか。
3、CT画像の所見はどうか。
これらを判断していただいた。

私は、特に、CT画像の所見を知りたかった。
相談したネット掲示板では、CT画像は相談できなかった。
患者(母)の腦が萎縮しているのか、その程度はどうか、知りたかった。

札幌のコウノメソッド実践医から、河野先生へCT画像が転送され、
河野先生にみていただいた
結果として、
1、前頭側頭型認知症(ピック病)で、判断は良い。
2、コウノメソッドの対応で、問題ない。
3、CT画像は撮影の仕方が良くないので判断できない
 (コウノメソッドは、通常とは違うCT断面で撮影する)

私たち家族の対応で間違ってなかったので安心した。
一方、残念ながら、CT画像で、脳の萎縮等は判断できなかった

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(第16話/全22話)遺伝を疑い私もコウノメソッド実践医を受診した

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