2019年8月9日更新
コウノメソッドを行う前、
患者(母)の怒り、独り言、買い物は、酷く、
家族は、とても苦しんだ。
しかし、「昔からの性格」と思っていた。
患者の母(祖母)、母の兄弟(親族)も同じような性格だった。
いわゆる自分勝手。コウノメソッドでは「脱抑制が強い性格」と表現される。
息子である私も似た性格と思う。
あまりに患者(母)の症状が酷かったことに加えて、
親族に似た性格の人が多かったので、
「遺伝して自分も患者(母)のようになるのでは」と心配になった。
私は当時35歳だった。
心配するには早すぎるのだが、自分もあのようになるのは嫌だった。
それほどに患者(母)の認知症の症状には苦しめられた。
結局、私もコウノメソッド実践医に診て頂いた。
「認知症を学ぶ会」(http://www.ninchi119.comへ)の掲示板に
私が投稿した記事が残っていた。
コウノメソッドを行う前、
患者(母)の怒り、独り言、買い物は、酷く、
家族は、とても苦しんだ。
しかし、「昔からの性格」と思っていた。
患者の母(祖母)、母の兄弟(親族)も同じような性格だった。
いわゆる自分勝手。コウノメソッドでは「脱抑制が強い性格」と表現される。
息子である私も似た性格と思う。
あまりに患者(母)の症状が酷かったことに加えて、
親族に似た性格の人が多かったので、
「遺伝して自分も患者(母)のようになるのでは」と心配になった。
私は当時35歳だった。
心配するには早すぎるのだが、自分もあのようになるのは嫌だった。
それほどに患者(母)の認知症の症状には苦しめられた。
結局、私もコウノメソッド実践医に診て頂いた。
「認知症を学ぶ会」(http://www.ninchi119.comへ)の掲示板に
私が投稿した記事が残っていた。
記事の件名: Re: ①ピック病の判断②投薬内容をご教授下さい。
Posted: 2013年9月04日(水) 00:15
※ 原則抜粋し、意味が通じにくい箇所を修正している。
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1.母(患者)が前頭側頭型認知症と診断されました。
母方の祖母や、母の兄弟も同じような「脱抑制の強い性格」だったので、
この病気について、遺伝を疑いました。
2.私は35歳と若いのですが、母(患者)の行動と似ているところや、
特に最近、自身の易怒が増えたので、
念のため、「コウノメソッド実践医」に私を診て頂きました。
3.問診、長谷川式(27点)、CT撮影し、
(長谷川式が満点でないのは、野菜の名前が1つも言えなかったため)
実践医が河野先生にCT画像を送って下さりました。
結果とし、CTに次の所見があるとの回答でした。
①ピック切痕
②萎縮の左右差
③頭頂葉萎縮回避
4.河野先生から、フェルガード100Mを1日3包目安に飲むようにとの、
ご指導がありました。
--------------------------
CTに所見があったのには驚いた。
ただ、直ぐに何か起きることでもなく、
また、自分で対応できることも少ないので、
フェルガードを飲むだけで、静観した。
2013年当時は、患者(母)からのダメージが大きく、
心配で心配で仕方なかったのだと思う。
思い出すと、事情を説明し、コウノメソッド実践医に受診したのだが、
お医者さんや、看護師さんは、「困った患者だな」と思ったかもしれない。
(そんな気配はなく、親切に対応して頂いたが、、、)
コウノメソッド後、患者(母)の行動が変わり、穏やかに暮らせるようになり、
数年かけて、家族も落ち着いた。
私も、次第に、患者(母)と介護とピック病のことを考えなくなった。
2019年現在、特に変わったことはない。
ただ、病識がないだけで周りは迷惑しているかも(笑)。
余談
このときの風景を思い返すと、笑ってしまう。
35歳の中年相手に、
親切なお医者さんと美人の看護士さんが、苦笑しながら認知症の検査をして下さった。
美人の看護士さん
「CT検査室まで自分で行ける?(笑)」
思い返すと、恥ずかしい。
次の話へ
(第17話/全22話)河野先生の講演会を拝聴した
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CTに所見があったのには驚いた。
ただ、直ぐに何か起きることでもなく、
また、自分で対応できることも少ないので、
フェルガードを飲むだけで、静観した。
2013年当時は、患者(母)からのダメージが大きく、
心配で心配で仕方なかったのだと思う。
思い出すと、事情を説明し、コウノメソッド実践医に受診したのだが、
お医者さんや、看護師さんは、「困った患者だな」と思ったかもしれない。
(そんな気配はなく、親切に対応して頂いたが、、、)
コウノメソッド後、患者(母)の行動が変わり、穏やかに暮らせるようになり、
数年かけて、家族も落ち着いた。
私も、次第に、患者(母)と介護とピック病のことを考えなくなった。
2019年現在、特に変わったことはない。
ただ、病識がないだけで周りは迷惑しているかも(笑)。
余談
このときの風景を思い返すと、笑ってしまう。
35歳の中年相手に、
親切なお医者さんと美人の看護士さんが、苦笑しながら認知症の検査をして下さった。
美人の看護士さん
「CT検査室まで自分で行ける?(笑)」
思い返すと、恥ずかしい。
次の話へ
(第17話/全22話)河野先生の講演会を拝聴した
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