2019年8月11日更新
患者(母)の件について、知人に話したときに、
「そこまでするなんて、親孝行だね」
と言って頂けることがある。
親孝行と言って頂ける理由は、
1.「性格なのか認知症なのか」判らなかったとき、
躊躇せず、早期に受診させたこと。
2.患者(母)が受診しないので、病院の協力を得て、
「息子の受診の付き添い」と嘘をついて受診させたこと。
そこまでしたこと。
3.あまり知名度のない「コウノメソッド」を見つけてきて、
それを患者(母)に行ったこと。
結果的に、穏やかに生活できるようなったこと。
など。
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患者(母)の件が落ち着いたころ、
私と姉の二人で、出来事をよく振り返った。
そのとき、この「親孝行」が話題になったが、
私も姉も、親孝行と言われると苦笑してしまった。
二人の共通認識は、
「親孝行というより、
家族の生活が、破綻しそうだったので、
原因を解決したかった。」
親孝行と言われるほど、人間が出来てなく、文句ばっかり言ってたし、
親孝行で解決するほど、ピック病は甘くなかった。
自分の生活のためだと思えば、頑張れた。
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