コウノメソッド(ウィンタミンとフェルガード)を行うまで、
前頭側頭型認知症(ピック病)の患者(母)の過度の買い物、ゴミ屋敷化、突然の激怒に悩まされた。
コウノメソッド後、これらの問題行動は、なくなった。
今回は、コウノメソッド後の話。
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2013年1月からコウノメソッドを行い、概ね3ヶ月で、
患者(母)の問題行動がなくなり、家族と穏やかに過ごせるようになった。
2013年の秋頃、配偶者(父)の70歳のお祝いに、
私、姉、患者(母)、配偶者(父)の4人(+犬)で、
1泊2日の温泉旅行をした。
コウノメソッド後8カ月頃の患者(母)の様子。
(1)問題行動がなくなり、家族も忘れ始めた。
患者(母)と、普通に話して、普通に一緒にいられる。
(2)旅行の日は、朝から、行きたくて仕方ない。
帰る日は、朝から、帰りたくて仕方ない。
ただし、家族がコントロールできる。
家族が言い聞かせると、患者(母)は、我慢できる。
一方、コウノメソッド前は、「こだわり」のために、
患者(母)は主張を変えることができず、家族はそれに付き合わされた。
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一時期、枯れ木のように痩せてしまった父は、だいぶ回復した。
食事も、一人前を平気で食べた。
父の70歳のお祝いの旅行だったので、
温泉旅館の入り口で、家族4人(+犬)で写真を撮った。
後日、写真を額縁に入れて、父にプレゼントした。
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