コウノメソッドの体験談を効率良く参照されたい方は、「目次(時系列に読む)」で「全22話」を順に読むことをお勧めします。「余談」は飛ばして結構です。

2019年7月7日

(余談)「認知症の人の家族の会」での出来事 (アイドルとチョコレート)

2019年8月10日更新

2012年末、「認知症の家族の会」を訪問した。
家族の会は、ビルの一室、さらに、その一室をパーテーションで区切り、
小さなスペースで、2〜3人で運営していた。
認知症を扱うのに、こんなに小規模」と驚いた。

当時、私は30歳を少し超えていた
飲み会では、「おじさん」扱いだった。

でも、家族の会の方から、
若いね!家族の会に入ればアイドルになれるよ!」と。

30歳からアイドルを目指せるとは思わなかった(笑)

家族の会で話すと、解決はしないけど、気が楽になった。

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後日、私がパニック障害になったとき、
病院の待合室にいる私に、電話をくれた

ひと段落したとき、家族の会にご挨拶に伺った。
手土産にちょっと珍しいチョコレートを持参した。
そのとき何を話したか覚えてないが楽しかった記憶がある。

この頃は、患者(母)について、先が見えず重たい時期だった。
親の認知症でうろたえて、未熟な私は、落ち込んでいた。

家族の会を訪れて、
そんな状況でも、楽しいことってあるんだと思った。


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