2019年8月10日更新
2013年の年初、前頭側頭型認知症(ピック病)の患者(母)に行動は酷かった。
独り言や、こだわりで、一緒の部屋にいると苦痛だった。
私は、ダメージを受けた。
受診すると「パニック障害」だった。
そして、意味もなく悲しくなり、
インターネットで「死にたい」と何度も検索した。
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のち、コウノメソッドにより、患者(母)は穏やかになった。
それに伴って、私も、本当にゆっくりだが前向きになった。
ただ、
「あの酷い行動は何だったんだろう」と、何度も嫌な思い出が巡り、
「どこまでが性格で、どこまでが病気だんだろう」と、何度も考えずにはいられず、
「あの浪費がなければ、あの苦労がなければ」と、何度も虚しくなった。
2019年現在は、やっといろいろ忘れることができて、
患者(母)への苦手意識も、なくなった。
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